1. 一般社団法人 東北経済連合会
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東経連の活動

東北新世紀ビジョン ほくと七星構想

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構想の意義と目的

ゆとりと美しさに満ち、自立する東北広域連携圏の形成をめざして

構想策定の背景

時代は大きく変わろうとしています。IT革命やグローバル化の進展による国境を越えた地域間競争の時代に突入しつつあり、東北を取り巻く状況が根本から変わりつつあります。また、心の豊かさや個性・多様性を求める価値観への転換、大量消費文明がもたらした環境破壊や資源の枯渇、かつて経験したことのない少子高齢社会の到来、さらに地方分権の進展に伴い地域の自立が求められています。こうした時代の転換期を迎え、新たな視点から東北全体の発展に取り組むことが必要となっています。

前構想の評価と課題

東経連では、これまで「東北開発の基本構想」(1969年)、「新東北開発の基本構想」(1986年)を策定し、全国の経済シェアの一割突破を目標に掲げてきました。現状では一割経済に達していませんが、社会資本の整備等により産業立地が進み、すでに東北の一人あたり所得水準はOECD 加盟の先進諸国を超えています。一方で、豊かさの尺度が変わりつつあり、これまでの量的な経済目標に代わり、生活の質や産業競争力といった視点が重要になっています。

構想策定の意義

時代潮流の変化を考えたとき、中央へのキャッチアップ、地域格差解消という発想ではなく、これからは東北自らが個性豊かな自立した地域社会を創造していくという主体的な発想が必要です。こうした地域社会の実現のためには、東北という一体的な生活・経済・文化圏域において既存の枠組みを超えた広域連携に取り組み、当会創立以来の基本理念である「東北は一つ」を具現化していくことに本構想策定の意義があります。

構想策定の目的

本構想では、東北七県をネットワークする総合経済団体である当会が、「知恵を出し、行動する」ための指針として、東北の21世紀における将来像と、その実現のための戦略およびアクションプランを明らかにします。

構想の評価と見直し

本構想では、将来の情勢変化に対する弾力的な対応と、アクションプランの実効ある推進を図るため、当会に新たな設置する総合政策委員会のもとで、毎年アクションプランの達成状況を評価するとともに、3年毎に活動内容を見直します。

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